体験から学ぶ仕組み「体験学習サイクル」を解説!

今回は体験から効果的に学ぶ仕組みを理解する上で欠かせない、「体験学習サイクル」について解説していきたいと思います。

早速ですが…

こちらの図がDavid Kolbが提唱した理論が土台となっている「体験学習サイクル」です。
私が一緒にお仕事させて頂いているProject Adventure Japanでも採用しています。

「01 体験」を「02 振り返り」、振り返りで認識した事実を「03 一般化」し、一般化で得られた学びを次の体験に「04 適用」します。
そして、最終的には「05 実社会」に学びを適用します。

 

これだけの説明ではよくわからないかと思いますので…

それぞれの段階をより詳しく解説していきたいと思います。

 

「01 体験」

自分が身をもって経験すること。

出典元:広辞苑

そのままですね。。
チームビルディングプログラムでいうと、「課題解決アクティビティ」などが当てはまります。
様々な体験の中でも「心が動く体験」が、より深い学びにつながると考えています。

〜事例〜
「スマホを見ながら歩いている時につまずいて転んだ」

 

「02 振り返り」

過去をかえりみる。回顧する。

出典元:広辞苑

体験の中で起きていたことを思い出す段階です。
「観察」の段階とも呼ばれています。

せっかく良い体験をしても、忘れてしまっていては学びにつながらないので、事実として「何が起こっていたか?」を思い出して、認識する段階です。

〜事例〜
「何があったの?」
「スマホを見ながら歩いてる時につまずいて転んじゃった。。スマホに集中していて、つまずいた石の存在に気づかなかった…」

 

「03 一般化」

個別的な違いを捨て共通のものを残すことによって広く通じる概念・法則を作ること。また、部分的に成り立つ事柄を全体的に成り立つ事柄として主張すること。普遍化。概括。

出典元:広辞苑

振り返りで認識した事実に対して、「どう感じたのか?」「何を学べるのか?」などの問いから、事実を自分の中で意味づけしていく段階です。
「抽象的概念化」「意味づけ」の段階とも呼ばれています。

「一般化」をしっかりと理解するには「抽象⇔具体」の概念を理解することが大切だと考えています。
※また改めて詳しく解説していきたいと思います!(2017/8/15 リンク追加)

〜事例〜
「そこから何が学べる?」
「歩きながらスマホに集中するのは危ないってことを学んだよ」

(さらに一般化すると…)
「移動中に他のものに集中するのは危ないってことを学んだよ」

 

「04 適用」

あてはめて用いること。

出典元:広辞苑

振り返り・一般化を通して得た学びを次の体験で活かせるようにあてはめていく段階です。
「実験」の段階とも呼ばれています。

具体的なアクションプラン(行動計画)を立てるのが効果的です。

〜事例〜
「次からはどうする?」
「歩きながらスマホを操作するのはやめる!」

(さらに適用の範囲を広げると…)
「車の運転中にも他のものに集中するのはやめる!」

 

「05 実社会」

これが研修の場面だった場合は、学校・職場・日常生活などの実社会に学びを適用していくということになります。

また、スポーツを通して得た学びを仕事に適用していくということも出来ると思います。

 

以上が「体験学習サイクル」の解説ですが、いかがでしたでしょうか?

 

「体験学習サイクル」をしっかりと理解できることが、「体験から学ぶ力をアップデート」することの第1歩だと思います。

理解できた方は「体験学習サイクル」をスポーツ・仕事・日常生活などの場面で活用して、同じ体験からより多くより深く学べるように実践してみてください!

FLYHIGH Lab.
代表 小田桐 翔大