組織開発ってなに?|組織開発探究シリーズ①

新型コロナウイルスの影響が大きい日々ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

FLYHIGH Lab.の運営会社「株式会社FLYHIGH」も4月に予定していた企業・スポーツチーム向けの研修案件が延期や中止になるという影響を受けています。

そのような影響もあり、時間に余裕ができましたので、今回は私たちの専門領域のひとつである「組織開発」について解説したいと思います。

今後は「組織開発探究シリーズ」として、継続的に更新していきたいと思っています。

第1回のテーマは「組織開発ってなに?」です。

「組織開発」とは?

そもそも「組織開発」という言葉を聞いたことはありますか?

組織開発はアメリカで1950年代終盤に生まれ、欧米を中心に発展してきたアプローチで、「Organization Development」の訳語です。略してODと呼ばれています。

出典:入門組織開発

それでは、「組織開発」とは具体的になにをすることなのか?

「組織開発」は研究者によって様々な定義がされていますが、あえて専門用語を使わずに、わかりやすく定義されたものを紹介したいと思います。

それがこちら👇

「組織(チーム)を円滑にwork(機能)させるための意図的な働きかけ(介入)」

出典:組織開発の探究

さらに詳しく説明したものがこちら👇

人は、何かの目標を達成するために、人を集めて組織をつくります。ですが、人が集まっただけでは、チームとしてまとまらず、いい結果を出すことはできません。そんなときに、「あの手この手を使って組織としてworkさせる」意図的な働きかけのことを組織開発と呼んでいる、というわけです。

出典:組織開発の探究

様々な学問的な定義がある中で、とてもわかりやすい表現だと思います^^

ここまでで「組織開発」のざっくりとした全体像は掴めましたか?

組織をworkさせるために、組織のどこに働きかけるの?

組織には、「ハードな側面」と「ソフトな側面」の2つの側面があります。

まずは、「ハードな側面」についての解説です。

組織のハードな側面とは、形があるものや明文化されたもののことで、組織の部門や部署などの組織構造や組織デザイン、制度や規則、職務内容や仕事の決められた手順、戦略や理念などを指します。

出典:入門組織開発

次に、「ソフトな側面」についての解説です。

組織のソフトな側面とは、人に関するさまざまな要素、たとえば人の意識やモチベーション、人々の思い込みや前提、コミュニケーションの仕方、協働性や信頼関係、お互いの影響関係やリーダーシップ、組織の文化や風土など、刻々と変化するものを指します。

出典:入門組織開発

組織のソフトな側面は「人間的側面」とも呼ばれています。

図にまとめると…

この章のタイトルである「組織をworkさせるために、組織のどこに働きかけるの?」の答えとしては、「ハードな側面」と「ソフトな側面」の両面に、働きかけが必要となる可能性があります。

組織開発の歴史でいうと、以前は、組織開発で変革する対象は、「ソフトな側面(人間的側面)」のみであるとされていました。

しかし、現在では、組織開発は「ソフトな側面」のみを変革の対象にするのではなく、戦略・構造・制度といった「ハードな側面」の変革に取り組みながら、同時に「ソフトな側面」の変革にも取り組むのが組織開発であるという捉え方が一般的です。

今回の記事を書くに当たって、参考にさせていただいた「入門組織開発」の中で、こちらの文章が印象に残りました👇

組織のハードな側面とソフトな側面、その両方が重要な経営課題だということです。「組織は人なり」といわれるように、「人」や「関係性」という人間的側面の重要性については、多くの経営者は気づいています。しかし、人間的側面のマネジメントこそ最重要課題と捉え、それに投資して継続的に働きかけている経営者は少ないのではないでしょうか。

出典:入門組織開発

私たちもまさに「人間的側面(ソフトな側面)」への継続的な働きかけが重要だと考えています。

それでは、具体的に組織の「ソフトな側面」にどのような働きかけをすればいいのか?

この辺りについては、次回以降の記事で紹介していきたいと思います^^

以上、組織開発探究シリーズの第1回「組織開発ってなに?」でした!

FLYHIGH Lab.
代表  小田桐 翔大